但馬で働く人たちWORKER

卸売・小売業

株式会社キヅキ商会かぶしきがいしゃきづきしょうかい


先輩社員に聞いてみた

住環境事業部
鶴岡琴音
(2020年入社=八鹿高校~短大卒)

高校時代は、どんな高校生でしたか?

(鶴岡)私は男子バレー部のマネージャーをしていました。部員のサポートをしていく中で 「人のお役に立てること」の喜びを学びました。また、昔から裁縫が好きだったんですが、手作りしたお守りなどが部員のみんなに喜んでもらえたことは、結果として短大のアパレルコースに進むきっかけにもなりました。

この会社に入ったきっかけは?

(鶴岡)私はもともと地元に帰ってくるつもりはなく、阪神間で就職先もいったん決めていたんです。ただ、実家や故郷が好きなので、衝動的に「但馬に帰ろう」と思い立ち、就活をし直しました。そんな折にこちらのインターンシップに参加させてもらい、社長の気さくな人柄や「地元にこだわりを持った企業だ」ということが分かったので、こちらにお世話になることにしました。

鶴岡さんの今のお仕事は?

(鶴岡)入社当初は営業職で、「太陽光発電」や「省エネ機器」などについて先輩の営業活動のサポートをするほか、当時は新型コロナウイルス対策のための助成金などの新しい業務もあったので、そちらについてはメインで担当させてもらいました。ただ、コロナの補助金業務も一段落したこともあり、今は事務職として書類作成業務も行っています。
見積書を作るだけでなく、提案書を作って先輩と一緒に営業に行くこともあります。やはり提案書を作る際には「お客様目線」が大切なので、営業職として学んだことが生かせていると思いますし、今でも営業に同行させてもらってお客様の声を聞く機会をいただいていることはとてもありがたいと感じています。同時に、太陽光発電も省エネ機器も非常に専門性の高い分野なので、先輩が営業先で説明されているのを聞いているのはとても勉強になります。

入社以来の2年半を振り返って、どうですか?

(鶴岡)いろいろな面で成長できたなと実感しています。もともと人前で話すのは苦手だったので、営業職は自分には向いていないようにも思ったんですけど、経験を通じてそれを克服できてきたように思います。また、社外の活動についても積極的に後押ししていただいているので、豊岡市を紹介する移住・定住希望者向けサイト「飛んでるローカル豊岡」のライターや、但馬の将来像を住民自ら考えようという「但馬夢テーブル委員会(2022年に終了)」などにも参加させてもらっています。会社とはまた違う世界の人たちとの交流ができたので、その面でも成長できたと感じています。
休みの日には実家で飼っている猫と散歩したり、おいしいランチお店をめぐったりしています。今も養父市の実家に住んでいますが、豊岡のお店にも多少は詳しくなりました。

上司から一言

わが社の業務の性質上「新人でもできる仕事」が少ないため、入社前には想像できない様々な業務、多様な人と関わる仕事を担当することになっていると思いますが、次々に発生するいろいろな事柄をポジティブに受け入れてくれています。「戸惑うより、まずやってみる」という姿勢が自身の成長に繋がるんだという意識を感じます。実際に出来ることも増え続け、みんなから頼りにされています。

後輩たちへのメッセージ

都会の学校に進学すると、地元に戻るという考えがなくなる人も多いと思います。私もそうでした。でも、私自身帰ってきてあらためて「地元の良さ」「但馬の魅力」をたくさん感じました。地元の企業も説明会やインターンシップなど、いろいろな機会を作ってくれているので、最初に選択肢から消すことなく、そういった企画に一度でも参加してもらえたらなと思います。

取材を終えて

鶴岡さんには、入社直後だった2年前にもお話を伺ったのですが、ご自身もおっしゃっているようにその当時とはずいぶん印象が変わったように感じました。しっかりと自分の考えを話す鶴岡さんの姿からは、自由な社風の中でのびのびと成長されてきた2年間の経験がうかがわれました。今後のさらなる成長を期待しています!


株式会社キヅキ商会

「未来の安心で快適な住環境づくりをサポート」

地域の建材商社として業者様のお手伝いをさせていただいて95年。住環境のあり方も多様化し、商社・卸業においても幅広い提案力と高い専門性が求められる時代となりました。
カーボンニュートラルやSDGsを目指す社会において、ますます重要となるエネルギーインフラ。屋根やカーポートを活かした創エネと、関わる「蓄エネ」「省エネ」「断熱・遮熱」など、地域や地元企業のエネルギー環境を、さまざまな形でサポートさせていただいています。
地域の皆様に、長く喜んでいただける住環境づくりの為、目先の安さや施工のし易さだけでなく、耐久性・メンテナンス性を考慮し、本当に喜ばれる「モノ」や「コト」を提案できる会社を目指しています。
「地域や社会を、より良くしたいという思いのある人」「お客様の満足に喜びを感じられる人」「新しい挑戦を楽しめる人」を待っています。